ハイエースが過走行でも高く売れる理由

ハイエースが過走行でも高く売れる理由

10万キロも20万キロも乗ってしまったハイエース、ハイエースは商用モデルですので、毎日毎日仕事に使われ、たくさんの荷物を運んで走っているわけですので、想定以上の走行距離になりこともよくあることです。

 

乗用車では通常年間10,000キロを想定した形でいろいろな判断をすることになりますが、ハイエースのような商用モデルは年間15,000キロから20,000キロぐらいとみるのが妥当だといわれるぐらい、どうしても走行距離が進んでしまいます。

 

こういったいわゆる「過走行」というのは中古車の価値としては非常に大きく作用するもので、同じ車で同じ年式でも距離が短いものと長いものとでは、中古車としての販売価格や買取店などでの買取金額に雲泥の差がつくこともあります。

 

そうなると商用バンで距離が進みがちなハイエースは、不利になるということになりますが、この車ではそれもあまり関係ないと思われます。

 

確かに10,000キロ走行と10万キロ走行では大きな金額の差が生まれることになりますが、例えば同じぐらいの価値観を持つ4ドアセダンモデルなどと比べると10万キロ走行のものの買取金額がかなりの違いが生まれます。

 

要するにハイエースは距離が進んでいても値落ちが少ないということです。こうなる理由は過走行のハイエースでも高く買う人がいるからです。

 

ただ、それは日本国内ではなく、ハイエースの主要輸出先であるアジアやロシア、中東、アフリカなどの国々です。

 

こういった国では、日本のように車をデザインで選んだり、走行性能の高さで選ぶことはなく、とにかく安く、長い間乗るつづけることができる耐久性とたくさん荷物が載せられる、たくさん人が乗れるということだけを見て車を購入します。

 

特に発展途上国では積載重量とか定員という概念が全くありませんので、5人乗りで1トン積みモデルだとしても1.5トンだろうが2トンだろうが荷室に詰め込めるだけ荷物を積みますし、人間も5人など問題外で、荷室に座り込んで10人も20人も乗ることができるのです。

 

これにピッタリなのがハイエースであるためちゃんと走ってくれれば10万キロでも20万キロでも喜んで買っていくのです。

 

こういった需要があるのであれば買取側としても走行距離にあまりこだわらずにとりあえず走れる状態であれば高値で買い取ってくれるというわけです。